スタッフが歯周病に関する講演会に参加させていただきました!
令和2年2月8日(土)に神奈川県歯科医師会館において開催された、令和2年度第2回日本大学神奈川県支部学術大会に参加させていただきました。講師は日本大学歯学部第27回卒業生で東京都に開業されている藤川謙次先生で、「Biotypeを考慮に入れたぺリオ・インプラント」という演題にて講演されました。歯肉の厚みを考慮に入れた治療・メインテナンスを進めるための基礎から、実際の症例をもとにしたテクニックまで幅広い内容でした。
講演内容を一部抜粋すると、
日本人は欧米人と比べて歯肉や歯槽骨(歯を支える骨)が薄いためハブラシで強く磨くなど過度な力を加えることや、手術などの治療時に配慮のない手技をしてしまうと歯肉が痩せやすく、骨もなくなりやすいそうです。それは審美(見た目)に大きく影響を及ぼすことを学びました。
つまりハブラシで強く擦り過ぎると歯肉が痩せて歯が長く見えるようになる、歯がしみるようになることを意味していました。
治療に関しては、インプラント手術時の誤った手技が原因で治療終了後にボルト部分が見えるようになり、咬む機能が回復しても見た目が悪くなる場合があると話されていました。
今回の講演会は参加者の大半を歯科医師の先生方が占める中、歯科衛生士の私達も参加させていただきとても勉強になりました。また日々、院長から指導されていた内容が講演会を通して明確に理解することができ、より質の高い診療に繋げていこうとモチベーションも高めることができたように思います。
今後も講演会に参加するなどスタッフ一同、努力を重ねていきたいと思います!
2020年3月10日 (火)
カテゴリー : スタッフ